言葉には偉大な力があります。ポジティブな力とネガティブな力の両方とも。

 

受けてきた言葉が人を作る

私は、会話やコンサルティングを通じて、悩んでいる人の多くは、友人、配偶者、兄弟、親や上司が言った否定的な言葉を信じていることに気づきました。彼らはその否定的な言葉を事実として受け止め、何事も上手くできないと信じており、その信念に基づき行動してしまっているのです。反対に前向きになれる言葉や励ましを受けてきた人は、その信念に基づき行動をします。私は子供たちに否定的な言葉を使わないように常に心掛けています。「本当に悪い子ね」と叫ぶ代わりに、「それはクリエイティブだけど、今は別なことをしようね!」と言います。「本当にのろまでバカなんだから!」ではなく、「よくできているから、もう少しがんばってみようか」と言うのです。励ましの言葉は子供の成長を促す力になります。

 

言葉は、建設的にも破壊的にもなる

かつて、上司がスタッフに「もうハネムーンは終わったんだよ。もっと真剣になれよ。」と怒鳴っているのを聞いたことがあります。こんな言葉はスタッフに良い影響を全く与えません。言葉を鞭として使うのはやめましょう。エゴを抑えて、「今問題を解決するためには目標を達成する必要がある。最善策は何か、もう少し別の方法なないか、議論しよう」と言ってみてはどうでしょうか。言葉は、建設的にも破壊的にもなります。あなたがそのいずれかを選ぶのです。聖書には次の通り書かれています。

馬を操るには、口にくつわをはめれば、その体全体を意のままに動かすことが出来ます。また、船を御覧なさい。あのように大きくて、強風に吹きまくられている船も、舵取りは、ごく小さい舵で意のままに操ります。

同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。(新約聖書 ヤコブの手紙3、3-3~5)

私はこの真理を厳しい現実から学びました。

 

仕事のできる人が今の職場を辞める主な理由

会社を最も信頼のできる従業員と始め、彼らは私が会社を最後に閉鎖するまでずっと一緒にいました。私の父と母と兄の3人です。会社は急速に成長し、180人を雇うまでになりました。ファッションモデルとして働いてきた私は、企業という環境で働いたことがありませんでしたので、初期の頃私の経営スタイルはかなり独特でした。その時、私はスタッフたちがよりよい別の仕事を探し始めているのを目の当たりにしました。後で分かったのですが、仕事のできる人が今の職場を辞める主な理由は、上司と上手く行かないことにあるのです。

良い環境は前向きな人達と良い結果を生み出します。ですから、私は「その環境作りを自分から始めよう」と決心したのです。最初に、非難や要求をする代わりに褒めることから始めました。そして、スタッフの信頼を勝ち得たのです。彼らの反応からこのルールを否定する点を読み取ることはできませんでした。褒める力は、強力に効力を発揮し私の魔法の力となりました。命令をする前に、まず「○○をしてくれてどうもありがとう」と言うだけで効果は表れます。是非試してみてください。

 

声に出すべき特別な言葉

私が言っていることに共感が持てたなら、あなた自身が悪い種を他の人に蒔くのはやめて、あなたの人生に蒔かれた悪い種も取り除きましょう。声に出して自分自身に言うのです。「あなたは人生で成功を収める力を持った特別な人間です」と。人生はエキサイティングで、世界はあなたがこの世の中をよりよくするのを待っています。

誰もが様々な分野で才能を発揮するよう恵まれていて、持って生まれた素晴らしい才能があることを忘れないでください。あなたはまだ始めていないだけです。だから信じて声に出して言ってみましょう。あなたの偉大な力を見せるのです。