私の一連のキャリアを通して、レポーターや友人、同級生など知り合った人の多くは、お決まりの質問をしてきます。「男性社会で成功するとはどういう感じか」と。

 

女性であることは有利なこと

私はハンデを感じたことはありません。私はいつも楽天的な答えをしていました。女性であることは有利な事だと。女性にとってビジネスをすることは難しいことではありません。女性が男性より才能がある面もありますし、人間関係をよくすることもできます。

女性の上司はソフトです。私は、男女どちらのスタッフにもセクハラだなんて感じさせずに、旦那さんや奥さん、彼、彼女、子供のことといった個人的なことを話すことができます。彼らが私との良好な関係を保ち、絆を深めることができるので、結束したチームとして働くことが出来るのです。

ONE.99shopの初期の頃、出張に行く際には、経費を抑えるためにホテルは女性スタッフと相部屋にしました。こういった状況からも仕事以外のことも話せるようになったのです。ですから、女性でもスタッフとより強固な人間関係を作ることができると信じています。

 

女性として気を付ける点

一方、女性の上司は、男性にはあまり見られない女性特有のことをしがちです。女性は客観的に目を向けるのではなく感情的になり、人物や状況を感覚で判断してしまうところがあります。問題の本質を掴むのが下手なのかもしれません。こういったことが結局「意地悪な上司」シンドロームにつながるのです。女性の上司は感情的になり小うるさい理不尽なことを求めたり、従業員にむくれて何も話さず妨害したりすることがあります。もちろんそれでは多くの男性は女性の上司を持ちたくなくなります。なぜなら家に既に口うるさい不機嫌な奥さんがいるのですから。でも、女性の上司もこのような点に気を付ければ、従業員からの前述の反応や状況を避けることができると思っています。

 

古い固定観念を逆手にとってチャンスに変える

ビジネスの世界に魅力的な女性がいるのも事実です。古い固定観念もまだ残っていますが、女性だからという理由だけで複雑なことが起きるのは稀です。私は日本からサプライヤーが来た時のおかしな出来事を覚えています。

彼は有名なONE.99shopのオーナーへの訪問を望んでいましたが、いつも私が誰とでも個人的にお会いするなどとは思ってもみなかったようです。彼が私を見てウインクをして、私の「上司」に内緒にするからとディナーに誘ってきたのです。私はその誘いに乗りました。食事の時に彼がリラックスし気持ちが安らいだ時に、私がその「上司」であることを明かしました。

私が彼の女性を蔑視するような言葉を真に受けずに面白おかしい事態へと変えたことで、私たちのビジネス上のつながりは強固なものになりました。

 

マルチタスクをこなすのは女性の方が得意

今では女性は、妻であり、母であり、子供の送り迎えの運転手であり、娘であり、義理の娘であり、と非常にたくさんの役割を担っています。今日の女性は非常にマルチな役をこなしていますが、ビジネスウーマンにとってはどうやって結婚生活を維持するか、家庭を切り盛りするかなどだけでなく、ビジネスでいかに成功するかも考えなければなりません。多くの女性の上司がこの高い期待に応えていることに気づくでしょう。

 

彼女のご主人や子供達は成功する女性がすべてを難なくこなしているのを当たり前だと思っているでしょう。この能力は、女性は強いということを私に確信させました。女性を見くびってはいけません。特に働く女性を。